九州大学 先端素粒子物理研究センター Research Center for Advanced Particle Physics

リニアコライダーの国際学会Asian Linear Collider Workshop 2018 (ALCW2018) が福岡国際会議場で5月28日から6月1日にかけて開催されます。この国際学会は、アジア、欧州、北米の3地域が毎年持ち回りで開催しているもので、世界から約300人の研究者が集い、リニアコライダーの加速器と測定器の設計開発状況とそこで展開される物理研究について、最新の成果をもとに議論を行います。

これに合わせて市民講演会「宇宙を探る大型科学プロジェクト:LIGO とILC」を福岡国際会議場メインホールにて5月29日18:00よりを行います。参加費無料、事前登録不要となっておりますので、奮ってご参加ください。

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九州大学からのお知らせ
ALCW2018トップページ
市民講演会のご案内


2015年ノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章先生の講演会「神岡から探る宇宙と素粒子 -ニュートリノと重力波-」が、伊都キャンパス椎木講堂で4月15日13:00から開催されます。入場無料、登録不要です。奮ってご参加ください。

同日、16:30から梶田先生を講師とするサイエンスカフェ特別版「宇宙の謎に迫る!」〜姿を変えるニュートリノとニュートリノの小さい質量〜がホテルニューオータニで開催されます。お申し込みはこちらです(参加費無料)。

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講演会のお知らせ
サイエンスカフェのご案内

3月19日から20日にかけて、年に一度の、ILCの物理と検出器の進展と計画を話し合う会議が茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)で開かれました。
今年中の日本でのILC建設の意思決定が期待される中、活発な議論が交わされました。本センターのメンバーも参加し、発表を行いました。

集合写真
集合写真
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Annual ILC physics and detector meeting

 
本センター所属の吉岡瑞樹准教授らのグループが茨城県東海村の大強度陽子加速器施設(J-PARC)のパルス中性子源を用いて、原子の大きさ程度の距離に働く未知の力の探索を行い、その結果を発表しました。
今回研究グループは、中性子と希ガスの原子との間に働く力を探索し、原子の大きさ(0.1ナノメートル)の距離の領域において、未知の力の探索感度を従来の同様の実験に比べて1桁向上させることに成功しました。

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プレスリリース

2018年3月2日に九州大学と高エネルギー加速器研究機構との「連携協力に関する覚書」調印式が茨城県東海村J-PARCセンターで執り行われました。
九州大学久保千春総長と高エネルギー加速器研究機構山内正則機構長に署名いただき、九州大学J-PARC分室が設置される運びとなりました。その後、総長にはJ-PARC各実験施設を視察していただきました。

九州大学J-PARC分室
九州大学J-PARC分室設置

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九州大学ホームページの記事

2月19日から22日にかけて、ILD meetingが岩手県一関市で開催されました。

ILDmeering一関
ILD meetingの様子

ILDはILCの検出器候補の1つで、発生した粒子を精密測定して、新粒子等の同定を行います。本会議では、ILDの研究開発に携わる研究者が発表や議論を行いました。

また、開催地である一関市はILC建設候補地である北上山地の最寄り市であり、ILCを盛り上げようと様々な取り組みをされています。本会議でも、ILCリンゴやさまざまなコラボ商品が配布されました。

コラボ
配布されたILCコラボレーション商品

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ILD meeting 2018 in Ichinoseki
Ichinoseki and the ILC (Facebook)

10月23日から27日にかけて、ドイツ・ストラスブールで LCWS2017 が開催されました。この会議では、世界各地から300人を超える研究者が集まり、国際リニアコライダー実現に向けて、加速器・測定器・物理に関する研究発表と活発な議論が行われました。

LCWS2017
LCWS2017

最終日には、インターネット会議により、リニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟会長の河村健夫衆議院議員・塩谷立衆議院議員・平野達男参議院議員による講演が行われました。また、ドイツ・フランス両国の議員による講演も行われました。

河村健夫衆議院議員による講演
河村建夫衆議院議員による講演の様子

塩谷立衆議院議員による講演
塩谷立衆議院議員による講演の様子

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LCWS2017

11月6日から9日にかけて、カナダ・オタワで第12回国際将来加速器委員会(ICFA)セミナーが開催されました。
そのセミナーで、ICFAは、ILC計画を継続的に支持するとともに、日本における250GeV ILCの建設を支持する声明を発表しました。

その声明の中で、ICFAは、「日本が、日本のイニシアチブによる国際プロジェクトとして、重心系エネルギー250GeVの「ヒッグス・ファクトリー」のILCを、時宜を得て実現することを強く奨励します。」と述べました。

ICFAは高エネルギー物理研究用の加速器の建設・運用に関する国際協力を推進する専門家の組織です。ICFAからの支持を得られたことにより、国際的に日本でのILC建設が支持されたこととなり、日本でのILC建設に大きな弾みがつくことになります。

参考
ICFA声明英語原文
日本語版声明全文はこちらです→KEKニュースルーム「ICFA 250GeVのILC加速器建設を支持しILC早期実現を奨励」2017年11月10日

7月21から24日にかけて、長野県の乗鞍高原でILC夏の合宿2017が開催されました。
この合宿は、理論と実験の垣根を超えた、国際リニアコライダー(ILC)に関わる研究の情報共有や、若手研究者同士の交流を目的としています。

ILC夏の合宿会場

合宿期間中は高エネルギー分野の物理・検出器・加速器について講義やセッションが行われました。

講義会場

また、標高2,700m越えの乗鞍岳でのハイキングも行われました。

乗鞍岳の風景

6月26日から30日にかけて、アメリカ・サンフランシスコのSLACにおいて、AWLC17が開催されました。この会議では、世界各地から研究者が集まり、国際リニアコライダー実現に向けて、加速器・測定器・物理に関する研究発表と活発な議論が行われました。

AWLC17

本研究室のメンバーも参加し、発表を行いました。

参考リンク
AWLC17