3月19日から20日にかけて、年に一度の、ILCの物理と検出器の進展と計画を話し合う会議が茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)で開かれました。
今年中の日本でのILC建設の意思決定が期待される中、活発な議論が交わされました。本センターのメンバーも参加し、発表を行いました。

集合写真
Annual ILC physics and detector meeting
3月19日から20日にかけて、年に一度の、ILCの物理と検出器の進展と計画を話し合う会議が茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)で開かれました。
今年中の日本でのILC建設の意思決定が期待される中、活発な議論が交わされました。本センターのメンバーも参加し、発表を行いました。
本センター所属の吉岡瑞樹准教授らのグループが茨城県東海村の大強度陽子加速器施設(J-PARC)のパルス中性子源を用いて、原子の大きさ程度の距離に働く未知の力の探索を行い、その結果を発表しました。
今回研究グループは、中性子と希ガスの原子との間に働く力を探索し、原子の大きさ(0.1ナノメートル)の距離の領域において、未知の力の探索感度を従来の同様の実験に比べて1桁向上させることに成功しました。
参照
プレスリリース
2018年3月2日に九州大学と高エネルギー加速器研究機構との「連携協力に関する覚書」調印式が茨城県東海村J-PARCセンターで執り行われました。
九州大学久保千春総長と高エネルギー加速器研究機構山内正則機構長に署名いただき、九州大学J-PARC分室が設置される運びとなりました。その後、総長にはJ-PARC各実験施設を視察していただきました。