九州大学 先端素粒子物理研究センター Research Center for Advanced Particle Physics

11月6日から9日にかけて、カナダ・オタワで第12回国際将来加速器委員会(ICFA)セミナーが開催されました。
そのセミナーで、ICFAは、ILC計画を継続的に支持するとともに、日本における250GeV ILCの建設を支持する声明を発表しました。

その声明の中で、ICFAは、「日本が、日本のイニシアチブによる国際プロジェクトとして、重心系エネルギー250GeVの「ヒッグス・ファクトリー」のILCを、時宜を得て実現することを強く奨励します。」と述べました。

ICFAは高エネルギー物理研究用の加速器の建設・運用に関する国際協力を推進する専門家の組織です。ICFAからの支持を得られたことにより、国際的に日本でのILC建設が支持されたこととなり、日本でのILC建設に大きな弾みがつくことになります。

参考
ICFA声明英語原文
日本語版声明全文はこちらです→KEKニュースルーム「ICFA 250GeVのILC加速器建設を支持しILC早期実現を奨励」2017年11月10日

Tags:

Comments are closed.