九州大学 先端素粒子物理研究センター Research Center for Advanced Particle Physics

Archive for the ‘RCAPPについて’ Category

欧州素粒子物理戦略が公表されました。ILC計画にとって重要な、以下の内容が含まれています(私的な翻訳)。
・電子陽電子ヒッグス・ファクトリーが、最も優先度の高い次のコライダーである。
・日本における電子陽電子国際リニアコライダー(ILC)のタイムリーな実現は、この戦略に適合するものであり、その場合、欧州の素粒子物理学コミュニティは協働することを望む。

欧州素粒子物理戦略は欧州の素粒子物理研究の中長期的な戦略を示すものであり、その中で欧州のILC計画に対する協力について明言されたことは、ILC計画実現に向けて大きく前進したと言えます。

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本センター所属の奥村健一特任助教が超対称性粒子の質量が持つ新しい性質を発見しました。
現在の素粒子理論の標準模型で説明できない現象を説明する有力な理論の一つとされているのが超対称性理論であり、その理論で存在が予言されている素粒子が超対称性粒子です。奥村特任助教は、超対称性粒子の質量にこれまで存在すると考えられていた重い素粒子からの寄与がある条件のもとで消えることを発見しました。これによりこれまで棄却されていた模型が生き返って、今後の実験の探索対象になることが期待されます。

参照
プレスリリース

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2018年3月2日に九州大学と高エネルギー加速器研究機構との「連携協力に関する覚書」調印式が茨城県東海村J-PARCセンターで執り行われました。
九州大学久保千春総長と高エネルギー加速器研究機構山内正則機構長に署名いただき、九州大学J-PARC分室が設置される運びとなりました。その後、総長にはJ-PARC各実験施設を視察していただきました。

九州大学J-PARC分室
九州大学J-PARC分室設置

参照
九州大学ホームページの記事

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第13回サイエンスカフェ@ふくおか が、8月18日(日)に開催されます!

今回のテーマは『~ILCに迫る!~

知りたくないの「ダークマター」、知りたくないの「ヒッグス
知りたくないの「隠された空間のなぞ
知りたくないの「素粒子のなぞ」、「宇宙のなぞ
人類史上最大の加速器ILCで何がわかるの?

ILCとはいったいいかなる実験装置なのか、その全貌にとことん迫ります!
今回は、つくばの科学者がILCについて解説いたします。

案内時間
<日時>平成25年8月18日(日) 16:00~ (15:30開場)
<会場>メディカルシティ 天神 7F (福岡市中央区天神5丁目7-7)
<対象>みなさま ※特に知識などは必要ありません。気軽にご参加下さい!
<参加費>無料 ドリンクの持参をお願いいたします C2H5OH (alcohol)も可

講師 プロフィール
藤本 順平 KEK(高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所)

名古屋大学で博士号を取得の後、現在のKEKの前身である、高エネルギー物理学研究所に助手として入所。
当時の主力計画であったTRISTAN加速器を使ったTOPAZ実験グループで研究を行う。
現在は高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所・研究機関講師として、素粒子反応確率計算システム
「GRACE」の開発に従事し、LHC実験、LC実験、SuperKEKB計画における各種粒子反応の精密計算を行っている。

司会 プロフィール
吉岡 瑞樹 博士
九州大学 理学研究院 物理学部門 素粒子実験研究室

東京大学で博士号を取得の後、東京大学素粒子物理国際研究センター、
高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究員を経て、九州大学に赴任。
専門は実験素粒子物理学で、低エネルギー中性子を用いた基礎物理実験を推進するとともに
国際リニアコライダーの実現に向けた開発研究を行っている。

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かねてよりお伝えしていましたお二人がRCAPPに4月1日付けで着任されました!

成長を続けるRCAPPはよりいっそう、国際リニアコライダー(ILC)の推進、欧州CERNでのLHCを用いたATLAS実験の両方に力を入れていきます!

写真は川越センター長より辞令を受け取ったばかりの吉岡さん(左)と音野さん(右)です。

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かねてよりこのRCAPPウェブサイトでも公募していましたが、
来年度からこのRCAPPに赴任される准教授と助教のお二方が決定しましたのでご紹介します。

吉岡 瑞樹 准教授(現九州大学理学研究院 助教)

 おなじみ吉岡さんがRCAPPにめでたく准教授として異動されます。現在は九州大学素粒子実験研究室にて助教として現場で学生を引っ張る力強い研究者でありながら、「サイエンスカフェ@ふくおか」では一般の方々に分かりやすく、楽しく物理の世界を解説するプレゼンターとしても活躍されています。今まで進められてきた中性子光学物理はもちろん、RCAPPの一員として国際リニアコライダー(ILC)誘致に向けた推進・研究活動に勤しまれます。

音野 瑛俊 助教(現大阪大学大学院理学研究科・特任研究員)

 高エネルギー物理業界の最先端を担う若手研究者の一人、音野さんがRCAPPに着任されます。学生時代に光検出器開発や中性子寿命精密測定などの研究をされた後、現在はスイスにある世界屈指の研究所CERNにてLHC(大型ハドロン衝突型加速器)を用いたATLAS実験に参加されています。RCAPPではテラスケール物理実験部門において引き続きATLAS実験に携わりながら、研究と教育に力を注いでいただきます。

RCAPPは来年度よりこのお二方をお迎えし、よりいっそう研究活動、ILC誘致活動を推進していきます。
よろしくお願いします!!

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サイエンスカフェ@ふくおか 第6回「宇宙観のうつろい ~ 天動説からビッグバンまで ~」の活動報告が、サイエンスカフェ@ふくおかのHPにて公開されました。

今回は前回とは異なるメディカルシティ天神での開催でした。空間も広くなり、参加人数も過去最大を記録しました。

サイエンスカフェ@ふくおか〜第6回活動報告

当HPでは、これからも「サイエンスカフェ@ふくおか」に関する情報をお届けします。

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注:1月21日、2名全ての教員募集が締め切られました。ありがとうございました。

九州大学先端素粒子物理研究センターの教員公募の情報を掲載しました。

詳細は当ホームページ上部の公募情報、または九州大学理学部ホームページの公募情報よりご覧になれます。

(当記事は公募期間中当サイトのトップに掲載されています。)

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「サイエンスカフェ@ふくおか」の第六回目が開催されます。是非ご参加ください!

 

テーマ:「宇宙観のうつろい ~ 天動説からビッグバンまで ~」

日時 :  1月25日 19:00〜21:00
場所 :メディカルシティ天神 7F (福岡市中央区天神5丁目7番7号)
    場所が変更になりましたので。ご注意ください。

講師:吉岡 瑞樹(九州大学 理学研究院 物理学部門 素粒子実験研究室)
米澤 英彦(ILC担当主査 福岡県 商工部 新産業・技術振興課)

 

ポスター (pdf)

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サイエンスカフェ@ふくおか 第5回「ミクロの不思議な世界~量子力学の奇妙な冒険~」の活動報告が、サイエンスカフェ@ふくおかのHPにて公開されました。

今回の講師は奥村健一博士(九州大学)でした。

サイエンスカフェ@ふくおか〜第5回活動報告

当HPでは、これからも「サイエンスカフェ@ふくおか」に関する情報をお届けします。

 

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